フォールスライドでトウサイドのカウンタが弱い

  • ダイナミックショート (ズラシ系)
    • B級では、斜めにサイドスリップしてグリップしていく滑りでも受かる。
    • 体が捩れてテールを振り出しやすくなってしまうので、左手はノーズの上・右手はテールの上に常に置いておく(板に対して上体を正対させる)。
    • 板は斜め下方向にサイドスリップでずらしていく。
    • テールを振り出さないよう、ノーズドロップで内ズレを作るまで待ってから伸ばしにいく。
    • 伸ばし荷重時に手が上がり過ぎなので、上がり過ぎないように(むしろ上げない意識で)する。
  • ロング
    • スタート位置は下から2個目のナイター照明のあたりから。
    • ストロークを止めないように常に頭の位置をゆっくり上下動させ続ける。
    • ターンの入りで逆ローテを入れて板に加重をさせ易くする方法 (後腰をターン内側に入れる)。
      • トウサイドの入りでは右手で右膝を触る。
      • ヒールサイドの入りでは左手で左膝を触る。
    • トウからヒールへの切替では右足の付け根からクロスオーバーする。
    • ヒールからトウへの切替ポイントが遅いので早くする。
    • 視線 − トウのターン弧が小さいのでトウの入りは林を見る。そこから滑らかに視線を動かす。
  • フォールスライド
    • 全般
      • ターン弧は6回転で合わせる(足りなくても8回転以内に収めされるように)。
      • 1つ1つの動作が遅いとミドルでなくロングのターン弧になりがちになる。
      • スピードが速くなり過ぎると演技し辛いので、必要なだけ減速させる。
      • 先に加重をしてズレを少なくしてからカウンタを戻す。
      • 加重時に下肢をもっと曲げる (ストロークを見せる為)。
    • ヒールサイド
      • ノーズドロップするときに軸が入らないようにトウエッジ側に頭を残しながら立ち上がる。
      • フラットで直滑降になったら腰の動きをとめてカウンターを当てにいく(ヘソを右に向ける、視線は腰の向いてる方向(やや右))。
    • トウサイド
      • ヒールエッジに乗って沈み込んでる状態で、上体は逆ローテさせておく。
      • ノーズドロップをしながら逆ローテを解放していく。
      • なるべく長くヒールエッジに乗りながらノーズドロップしていく。
      • 板がフラットで直滑降になる直前から視線はフォールライン方向に固定 (検定員にゴーグルを見せる)。
      • 又、フラットになる直前から右手を前に突き出しながら(同時に右腰も回していく)カウンタを当てにいく。
      • 右手と左手で持った暖簾を下にいる検定員に「1、2」と数えて見せるようにする(カウンタが当たってる状態を見せにいく)。
      • 斜めサイドスリップをする(板の先端が真横ではなく斜めを向くようにする)。
      • 下肢を曲げて加重をすることによりズレを止めていく。
      • それから一瞬遅れて(又は、ほぼ同時)上体のカウンタを元に戻していく。