ゴースト暗算
6時間でできる!2ケタ×2ケタの暗算―岩波メソッドゴースト暗算
- 作者: 岩波邦明,押田あゆみ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/06/30
- メディア: 単行本
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NHKで36×86のような2ケタ×2ケタのかけ算を暗算で簡単にできる方法が紹介されていたので早速本を買ってやってみた。
やった感想としては「けっこう面倒臭くて覚えるのに時間がかかるな」だ。
やり方としては、「おさかなプレート」と「スペースシャトルプレート」という2種類の独自の計算方法を覚えて、この2つを同時に使うことによって2ケタ×2ケタを暗算しようというものだ。
特に難しくはない、というか小学生向けのメソッドなので覚えるのは簡単。
ただ、計算手順が割と複雑なので慣れるまでは結構計算に時間がかかる。
これよりかは、頭の中で筆算した方が早く計算出来る。
36×87
=36×80+36×7
=2880+252
=3132
要するに10の位と1の位を別々に掛け算して、その結果を足す。というのを頭の中でやる。
コツとしては頭の中で数字を読むときに単純化すること。
例えば2880という数字を頭に思い浮かべる時に「にせんはっぴゃくはちじゅう」ではなく「にーはちはちまる」と考える。
「にせんはっぴゃくはちじゅう」だと10音だが「にーはちはちまる」なら8音で2音も少ない。
ただ頭の中でそろばんをイメージ出来る人なら、そちらの方が脳のメモリーを節約出来るだろう。
この方法なら現在の自分でも遅くとも10秒以内に2ケタ×2ケタの暗算が出来た。
慣れれば5秒以内も楽勝だろう。
ちなみに自分は小学生ではなく20代の大人だ。
■追記:上記の方法をもう一歩進めた方法を思いついた。
36×87
=36×80+36×7
=36×80+30×7+6×7
=2880+210+42
=3132
最初の方法から1ステップ追加している。
それは、2行目の36×7を3行目で30×7+6×7と分解している部分。
このやり方で有利な点は最後の足し算が単純になるので計算しやすいところ。
なぜなら「2880」と「210」は1の位が「0」になるから足し算しやすい。
それならば同様に、36×80=30×80+6×80と分解した方が単純化して暗算しやすいんじゃないかと思う人もいるだろうが、自分にはそこまで単純化する必要性は感じない。
人によって計算力、記憶力には差があるので、自分にとって必要十分な単純化をするのがいいだろう。
他にもっと楽なやり方がないか検索してみるとインド式の計算術というのがあった。
どうやら、計算式を変形させることによって単純化して暗算しやすくするもののようだ。
計算式によって単純化させるパターンが違うので、様々な方法を覚えるのに時間がかかりそうだ。
■さらに追記
なんだかんだ言ってもそろばんの暗算を練習するのが一番効果的なんだろうな。