後足を引く ・ セルフランチ方法
- セルフランチ方法
- ラインを風上側に伸ばして置く。
- カイトを海側に移動させる (理由: 陸側で上げて吹っ飛ばされると障害物にぶつかる恐れがあるから)。
- このときラインが絡まないよう注意する (青いラインがカイトの下から出てくるようにする)。
- カイトを横向きに置く (風に正対させた状態からリーディングエッジを海側に向ける)。
- カイトが飛ばないようカイトの風上側に砂を被せておく。
- 急いでコントロールバーの所まで移動しハーネスにコントロールバーをつなぐ。
- コントロールバーは持たない (理由:パワーが入ると吹っ飛ばされるから)。
- ラインにテンションをかけながらエッジ側に歩く
- 青いラインを引っ張ってカイトに風を入れる。
- カイトが倒れない様 (風をはらませたまま) にテンションをかけたまま、カイトを支点にしてエッジまで移動する。
- ゆっくりカイトを上げる。
- エッジング
- カイトを振り下ろしたときはボードのエッジをかけてブレーキを効かす (理由:体が強く引っ張られるので吹っ飛ばされないようにする為)。
- カイトを上に戻すときはボードのエッジを弛め、ブレーキがかかって止まらない様にする (理由: カイトを上に戻すときのパワーは振り下ろすとき程ないからエッジがかかってると減速して止まってしまうから。
- スタートでは後足を引く
- スタートではボードが横滑りを起こさない様、ボードの向きを風下に向ける必要がある。
- スタート時に後足を引く様意識すると、後足がその場に固定され前足だけがカイトを振り下ろす方向に引っ張られる。
- 結果としてボードが風下に向き、前足も伸びた状態になる。
- スタートでしゃがんだまま踏ん張る
- 風がオーバーのときはカイトを振り下ろしたパワーで体ごとカイトに引っ張られて吹っ飛ばされることがある。
- 何故吹っ飛ばされるかというと、カイトを振り下ろすと同時に自分から立とうとしてるから。
- こういうときはカイトをふり下ろしてもすぐに立たず、しゃがんだまま引きづられてカイトが下の方にきたときに立つ。
- カイトを振ると下る
- パワーを得ようとカイトを振ると、その分風下に流される。
- 流されない為にはカイトはなるべく振らずに固定して走る。
- 波の越え方
- ハーネスに寄りかかり脚の力を抜く。
- 波がきたら脚の曲げ伸ばしで衝撃を吸収する (スノーボードでコブの頂点でジャンプしてしまわないように、脚を曲げる動きと同じ)。
- カイトが走り続ける原理
- カイトは振り下ろした後、パワーゾーンからエッジに戻ろうとする。
- 但し、走ってるときは人間が動いているのでエッジに戻れない。
- 風は海側の方が安定する
- ビーチでカイトを上げて歩くときは海側を歩いた方が風が安定しているのでカイトを落としにくい。
- 陸側だと風が不意に抜けてカイトを落とすことがある。