カイトは11時もしくは1時に固定すると落ちづらい
- カイトの上げ方
- カイトは海側から上げた方が安全 (理由:陸側で上げるとカイトに引っ張られたときに障害物にあたる危険性がある為。
- カイトがパラパラしてるうちは風をはらんでいないので、離陸の合図は出さない。
- 風がはらんでないときは自分が風上に歩くことにより、サポート者が持ってるカイトが相対的に風下に位置しカイトに風が入り上がる力を持つようになる。
- バーの長さ設定
- バーを根元近くに引きつけたときにテンションがかかるようにするのがよい (理由:強風でパワーがかかったときにバーを押し出してパワーを殺す余地を多くとる為)。
- バーの持ち方
- バーの真ん中を軽く持つ。 (両手・片手の場合両方) (理由:端を持つとバーを押し引きした際に、梃子の原理で操作が大きくなり過ぎ危険な為)
- 片手で持つ際は、カイトが下がったときに上に戻し易い方の手で持つ (カイトが11時にあるときは右手、1時にあるときは左手で持つ。
- カイト落下防止方法
- カイトがニューラルだと落としやすいので、1時 (右足前時) か11時 (左足前時) にしてやる。
- 微風でカイトが落ちそうなときは上側のバックラインを引きながらバーを押し出すと上がる (理由:カイトに溜まっていた風が下に流れるから。
- ボードを履くまで (右足が進行方向のとき)
- ボードは右手で真ん中の取手を持つ。
- カイトを左手で1時に固定しながら腰が水につかる位置まで移動。
- カイトを12時に上げながら左足を入れ、すかさず右足を入れる。
- スタート (右足が進行方向のとき) http://kite-rider.com/0kite/nonflame/ridin01.html
- 11時に逆振りしてから振り下ろす (理由:カイトはなるべく上の方で操作した方が簡単だから。逆振りすればそれほど振り下ろさなくても立ち上がるだけのパワーを得られる)。
- ボードの向きはカイトを振り下ろす方向と同じ (クォーター。アビームと真風下間45度の方向) (理由:ボードがカイトに引っ張られる方向に向いてないと、引っ張られた際にボードが水に引っ掛かって、体だけ引っ張られてしまうから)。
- 右足は伸ばす。
- カイトを一人で下ろす (ランディング)
- ラインを緩めてカイトをクシャクシャにして落とす。
- カイトが地面に落ちる直前に、上側のバックラインを引いてカイトが風をはらまないような向きに変える。
- 走行中
- ハーネスに軽く寄りかかる。
- カイトの特性
- 風はトレーリングエッジからリーディングエッジへ流れる。
- 緊急回避 (リリース)
- セルフレスキュー (リランチ不可の場合)
- 行きたい方向のバックラインを引くと、カイトは引いた方に動く。
- ただし、ラインを引き過ぎるとカイトが潰れて風をはらまなくなるので、カイトが動き出したらラインを引いてる手を固定する。
- 上の方法で岸まで行くのが無理だと判断したら、カイトを帆にして風を受けて岸まで行く (リーディングエッジが向いてる方向に進む)。
- それでも無理だったら、エアーバテンの弁が閉まってることを確認してからカイトの空気を抜いて丸めて浮き輪がわりにして泳いで岸まで戻る。
- 行きたい方向のバックラインを引くと、カイトは引いた方に動く。